失語症(しつごしょう)とは?

失語症は、脳卒中などによって脳の「ことば」に関わる部分が損傷することで、話す・聞く・読む・書くといった、ことばを使うことが難しくなる障害です。

伝えたいことはあるのに、ことばが出てこない。相手の話していることが分かりにくい。文字を読んだり、書いたりすることが難しい。
症状や程度は、一人ひとり異なります。

失語症があっても、その人の経験や想いまで失われるわけではありません。周囲の理解やコミュニケーションの工夫によって、その人らしく人や社会とつながっていくことができます。

失語症では何が難しくなるの?

失語症では、「話す」だけでなく、「聞く」「読む」「書く」など、ことばに関わるさまざまな場面で難しさが生じることがあります。

言語聴覚士とは?

言語聴覚士(ST)は、ことばやコミュニケーション、食べることのリハビリテーションを行う専門職です。

失語症のある方に対しては、ことばの練習だけでなく、その人に合ったコミュニケーション方法を一緒に考え、家庭や地域での生活、社会参加を支援します。

私たち「言の葉」も、言語聴覚士によるリハビリテーションから始まりました。
そして今、リハビリの場だけにとどまらず、役割や仕事、人とのつながりを地域の中につくっていくことを大切にしています。

なぜ、珈琲なのか。

リハビリテーションは、機能を回復するための練習だけではないと、私たちは考えています。

誰かと話すこと。役割を持つこと。仕事をすること。そして、地域の中で人とつながりながら暮らすこと。
それらも、その人らしい生活を取り戻していく大切な一歩です。

言の葉珈琲では、商品の封入などの工程に、失語症のある方をはじめ、言の葉を利用する方々も関わっています。

一杯の珈琲を誰かが楽しむことが、誰かの役割になり、新しい人とのつながりになる。

珈琲を通して、地域にリハビリテーションの根を張っていく。
それが、言の葉珈琲が目指していることの一つです。